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神戸出張2日目
現在、研究室の教授に連れ添って、友人とふたり神戸にやってきています。
神戸の大学で教授が年2回持っている授業があり、今回はそのアシスタントとしてお供いたしました。
朝9時から夕方5時まで、3日間集中講座の本日は二日目でした。
私の所属する大学はデジタルメディア系の大学なのですが、
今回訪れた大学では、デジタルメディア系学科が数年前にできたばかり。
その学科の方半分、それ以外の文学部・社会学部系の方半分で授業をしました。
まず、女子大ということで、雰囲気がかなり華やか。
お嬢様大学ということは聞いていたのですが、さすがです。
うちの大学にはいない、騒がしくてそして素直な娘が多かったです。
実際に制作作業に入ると、メディア系学部の人はもちろんさくさくやっていましたが、
それ以外の学部の人も積極的に質問をして、試行錯誤しながらやっていました。
この環境で感じたことは、
「自分のいる学部と、作品の質とは比例しないんだ」ということ。
やる気があれば文学部だってWebサイトは作れるし、
メディア学部であっても受動的な人はWebサイトを作れないまま終わるんです。
私も自分の環境に甘んじないで、勉強に励みたいと思います。
ヒアリングのコツと穴あけドリル
mixiにてこんな記事を発見しました。
「ドリルじゃなくても穴は開く」を気付かせる質問とは?
(ITmedia Biz.ID)
以下、引用。
穴を開けたい素材によって、適したドリルの刃は違ってくる。(中略)それどころか、「それは穴を開けなくても問題を解決できますよ。本当に穴を開け る必要がありますか?」という提案につながる可能性だってあるわけだ。
「店頭でドリルを見ている客は、その可能性に気付いていない。そこを気付かせてあげるのがいい質問であり、いい提案」
Webサイトだって同じですよね。
新しい商品のページを作りたいんだ。とクライアントに言われたとき。
「どんなサイトにしたいですか?どんな雰囲気ですか?イメージは?予算は?」
と言ってみても、クライアントはデザイナーではないので、ぼやけた印象しかいえません。
でも、
「Webサイトを作って、商品のどんなところを表現したいですか?商品の使い方ですか?印象ですか?」
となると、商品のプロであるクライアントからは、商品の特徴だったり、いろいろなお話が聞けると思います。
ラジオ、CM、パンフレット、チラシ、看板、Web。
広告にはいろいろな種類があります。
その中で、どうしてWebという媒体を選ぶのか。
「それはWebでしかできないことですか?」と言える勇気。
それが、クライアントと信頼関係を結ぶのに大切なことだと思います。
何かを依頼されるとき、依頼そのものがその人の願いである、ということはあまりありません。
その依頼は、何を達成したいという願いからきているのか。それを掴む。
そこから話をすれば、きっとお互い幸せになれると思うのです。
AdobeCS3届いた。
大学で学割がきいたため、9万円ちょっとで購入できました。
今日無事に受け取りに行きました。
CS4への無償アップグレードOKのものなのですが、
アップグレードするのには領収書が必要で、
「購入製品名、購入店名、購入金額、購入日」が必須だそうなのですが、
領収書のただしがきに「ソフトウェア代」としか書いてなかったので、
今度大学の窓口で相談してきたいと思います。
しかし、自宅のパソコンや愛用ノーパソではどう考えてもスペック不足なのでインストールできません。
宝の持ち腐れっていうやつですね。しばらくはStudio8生活が続きそうです。
CS3本体を手にとることができ、
これで晴れて一人前のWeb製作者になれるんだ。
といううれしさでいっぱいです。
確かにAdobe製品は、口は悪いですが「どんだけぼったくれば気がすむんだよ!」というくらいお値段が張ります。
だけど、本気で製作したいと思っているのなら、ちゃんと正規品を買って欲しいです。
それだけの覚悟を持って、作品を作って欲しい。
と、切に願うのでした。
内定研修
本日、内定先の研修会が開かれました。
研修の内容は、アクセシビリティに関するものとWeb標準に関するもの。
アクセシビリティに関しても、かなり有意義なお話が聞けたのですが、
今回はあまりにもコア過ぎたWeb標準研修についての感想をば。
とりあえず、第一声として。
あまりに、専門的過ぎでした。
内定者研修でやる内容というよりは、もうCSSNiteとか(行ったことないけど)カンファレンスでやっておかしくないレベル。
本当に、これはお金払ってもいいくらい勉強になりました。
ただ、わかる人とわかんない人との差が激しすぎるのかなあと…。感じました。
個人的にはものすごく勉強になったし、嬉しかったし、感動しました。
実際に現場で働いている人が生でコーディングしてくださるのですから。
いわゆる、ライブコーディングというヤツです。
一番驚いたのが、グローバルナビゲーションに画像を使っていたこと。
SEOを考えると、画像よりもテキストの方がいいとか、いろいろ言われているのですが、
堂々とimgタグで画像を埋め込んでいらっしゃいました。
JavaScriptでロールオーバーするからimgタグで埋め込んだんだと思いますが、
SEOよりもユーザビリティ、アクセシビリティを重視してるんだなと感じました。
あとは、JavaScriptを毛嫌いしちゃいけないということです。
DOMの本も買ったし、本格的に勉強してみようかなと。
語ると長くなってしまうので、発見した要点だけおさえます。
- 定義リストのなかにナビゲーションを入れる。dtにはナビゲーションの概要、ddにはナビゲーション本体を入れる。
- コンテンツをhrタグで区切り、CSSでラインを非表示にする(おそらく、CSSが表示されない環境で見やすくするため)
- 画像の絶対配置。(画像だと、文字サイズが変わっても見え方が変わらないため、絶対配置でも問題なし。)
- まずFirefoxでコーディング。その後IEのレンダリングをみて再調整。
- ロールオーバーなどの「振る舞い」は、CSSの画像置換ではなくJavaScriptで。
とにかく情報量が多すぎて…頭が痛かったです。
正直、コーダーとしての自信はきれいさっぱり喪失しましたが、
ずっとWeb標準関連のことについては勉強したいと思っていたので、
今回の研修はほんとうに参考になりました。
感謝感謝です。
内定式
昨日、入社予定の会社の内定式+入社研修体験がありました。
余談ですが、私は職種としては、「フロントエンドエンジニア」候補として認識されていました。
まだ「候補」ですが、希望だったHTMLコーダー、フロントエンドエンジニアの部署に配属される確率がいくぶん高くなったのかなと、すごく嬉しく思います。
で、内定証書をいただき、基本の社会人マナーを学んだあと、入社研修体験。
デザイナー、コーダー、プログラマー合同での研修でした。
お題は、
「イラストや写真を使わず、フォントのみで商品らしさを表現する」
というもの。
やっぱりデザインは、本当にその人の人柄、個性がでますよね。
同じテーマでもぜんぜんアプローチの仕方が違います。
作品に対して、デザイナーの方から講評をいただきましたが、
デザインにおいてフォントを扱うにあたって一番重要なことは
- 「カーニング」
- 「欧文フォントと和文フォントの使い分け」
この二つだということを教わりました。
デザインというと、見た目とかインパクトが重要視されてしまいがちですが、
文字同士の間隔の調整、漢字は和文、数字は欧文のフォント、というふうに使い分けるということが、
見た目よりも何よりも重要であるということです。
文字間調節はかなり地味な作業ですが、
これがちゃんとなされていないと、いくらデザインがよくても不安定な印象になります。
見た目、見た目ばかりを重視してきましたが、
フォントの大切さを実感することができました。
デザインにはあまり縁が無く、疲労感が大きかったですが、とても充実した研修でした。
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