World of granshe.
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
最後に
新しい人生をスタートしました。
私はとても運がいい人間だと思っています。
行きたい高校にいけたし、行きたい大学にもいけた。
Webの仕事をしたいと思っていても、なかなか就職できない人がいる中で、わたしは新卒として、正社員として、Web制作の仕事に就けた。
制作業務でなく、会社のマネジメント業務にも関わり、この年で、会社がどういうことを考えているのか、経営側の考えも、理解することができた。
新しい人生を生きると決めたときも、未経験の私を拾ってくれる会社に出会えた。
本当に、私は恵まれていると思います。
ただ、そんな自分でも、
何かを得る代わりに、犠牲にしたものがあったし、
持ちきれなくて捨ててきたものもたくさんありました。
たぶんこれを捨てたほうがうまくいくから、と思って割り切って捨てたこともあれば、
両方持とうと思ったけどどうにも持ちきれなくて捨てたこともあるし、
たぶん、別のほうを捨てていたら、今とは別の人生を歩んでいたかもしれない、と今でも思い出す選択もあります。
人生の帰路に立ち、迷うこともたくさんあるけれど、
いつだって選ばない道が出てきます。
選んだ道で挫折をしたり、辛い、苦しい思いをするたびに、
あのとき別の選択をしていたらと思うことが、私自身何度かありました。
だけど、あるとき、
今私が生きている人生は、多くの選択肢の一つなだけ、なんだと思うようになりました。
発想は完全に中二病ですが、
別の選択をした私の人生は、別の選択をした私が、こことは別の世界で、精一杯生きているから、
あのとき諦めた未来を、別の選択をした私はきっと手にしているから、
だから、今この選択をした私の人生を、胸を張って生きようと、
そう考えるようになりました。
これからも、楽しいことばかりじゃないし、つらい思いも、苦しい思いもすると思いますが、
いつか別の道が見えるまで、この道を進んでいきます。
ゴールデンウィークあたりになったら、新しくブログを作ろうかなと思ってます。
ちなみに、自分の買った食べ物をひたすらアップするブログになる予定です。
最後に、私の大好きなクロノクロスのエピローグを引用して終わりたいと思います。
こうして、ひとつの物語は
幕を閉じる。
ながい時間が、すぎて・・・・・・・・・・
つかの間の夢はとおく過ぎ去り・・・・・・・・・
残されたのは、わたしと、
思い出だけ・・・・・・・・・・・・。
でも、いつかきっとまた会える、
あなたと、わたしは・・・・・・・・・・・。
別の場所、別の時間で・・・・・・・・・・・・・・。
互いにそうと気づくことは
ないかも知れないけれど・・・・・・・・・・・・。
知らない扉を開いて、
もうひとつの現実に出会う、
もうひとつの今日を生きよう。
物語は終わっても、
人生はつづく・・・・・・・・・・
だから、その時まで・・・・・・・・・・・
ごきげんよう。
分業のおしごとへの葛藤2
最後にどうしても書きたいことがあるので明日を最後の投稿にしたいと思います。
分業のおしごとへの葛藤、
もうひとつは、働く時間を自分でコントロールするのがとても難しい、ということでした。
ディレクターは忙しく、外出がち。
制作への依頼は夕方、定時を過ぎることも少なくはない。
デザイナーが既に帰っている場合、ちょっとした業務であれば自分が担当する。
デザイナーが残っていても、設計が必要になる作業であれば、デザイナーのデザインが完成するのを待ち、そこから作業に入る。
ディレクターが悪い?
とは思わない。
ほとんどのディレクターはたくさんの案件を掛け持ちしている。
一つの案件に割ける時間は少ない。どうがんばっても依頼が遅くなってしまうこともある。
そもそもお客さんの依頼が遅れた、という場合だってある。
一概にディレクターを責めることはできない。
ではデザイナーが悪い?
それも違う。
定時に帰って、定時後に修正依頼が来たら、咎められるべきでしょうか?
仕事がなかったら早く帰りたい。誰だってそうでしょう。
何も悪いことじゃない。
でも、今の会社では、職種に限らず
遅く残っている人が割を食うという現実があった。
作業者が早く帰ってしまえば、残っている作業者にお願いが行く。
残っている作業者は負担がより増える。
そして、仕事を引き受ける「可否」も、人によって違った。
無理に案件を引き受けない人もいれば、多少無理してでも、部署であふれた案件をもらう人もいる。
それは、個人が悪いと言われれば、それまでなのだろう。
遅くまで仕事をしたくなければ、嫌だと言えばいい。
でも誰も案件に入れなくて、誰かに振らざるを得ないとき、結局いつも「無理できる人」が割を食う。
案件が忙しくて手伝ってほしい、と言ったが、誰からも入れないと回答をもらったが、
実際には自分より早く帰っている人がたくさんいる。
誰も入れない案件を無理してもらって、ひとりで会社に残り、働く。
同僚への不信感が募り、孤独を深めていく。それを繰り返すと、そのうち、その人も、他の人が忙しいときに手伝わなくなる。
でも、
「じゃあみんなで仕事を分散しましょう」
ということは解決策にはならない。
「無理ができる人」と、「単に仕事が遅い人」の線引きが難しいから。
「早く帰れないのは仕事が遅いからでしょ?どうして私が手伝わなければいけないの?」
という場合も確かにあったから。
わたしには、その意見も理解できた。
だから、誰が悪いわけでもない。
それでも、そんな状況を見るたびに心が痛かった。
だから、手を差し伸べられるときは、なるべく差し伸べるようにした。
だけど、それも限界になって。
だから、結局、そこから目を背けたかっただけなんだと、思います。
その不公平さを見たくなかったから。だからその環境から逃げて、見ないようにしたかったんだと。
そう思いました。
分業のおしごとへの葛藤1
3月も終わりに近づき、かなりチラシの裏になっていて申し訳ありませんが、
どうかご了承ください。
このブログにも何度か書いていますが、
私は受託でWeb制作を請け負う会社で働いていて、
仕事は、ディレクター、デザイナー、コーダーで分業することが多いです。
特に私が働いている部署は、わりと大規模な構築案件を請け負うことが多かったので、
部署内のメンバーもデザインとコーディングを兼任する人はほとんどいませんでした。
とはいえ、元々コーディングしかできなかった私は、会社に入る前からWeb制作を分業でやることが多かったので、
「こんなデザイン組めなくない?」という状況には慣れていたので、逆に
「こんなデザイン組めないよね?というのをどうやって組むかが、自分の腕の見せどころだ」
と思っていました。
それに変化が訪れたのは、私が在職して、3年を過ぎて仕事にも慣れてきたころ。
CSS3が使われはじめ、スマホサイト、RWDサイトの案件が増えはじめたころでした。
今でこそフラットデザインが流行っていますが、
当時はCSS3が微妙に知られ始め、角丸やグラデーションがCSSでできるらしいよ!という情報だけがひろまり、デザインで多用され、
CSSで組んだら「IEでも同じ見た目じゃないとダメだって」といわれ結局画像で組みなおしたり。
角丸&グラデーションのボックスがあるたびに、たくさんdivを増やしたり、文字量が増えても大丈夫なように、背景画像を伸ばして実装してあげたり。
CSS3くらいならまだよかったのですが、
RWDにもなると、PCとSP、ワンソースで提供するにもかかわらず、そもそものワイヤーフレームの時点で、明らかにPCサイト/スマホサイトでコンテンツが違っていたり。
デザインで出来上がったものを見ても、PC幅、SP幅で使いまわすはずの画像の縦横比が違っていたり。
そしてそれと同じころ、キャリアをある程度積んで、周りが見えるようになって、
仕事を進めていくうえで納得ができないことも増えた。
先ほど挙げた例もそうですが、
自分よりも経験の浅いディレクターと組む機会が増え、お客様にちゃんと説明できてるのかな?と疑問に思ったり。
それとは逆に、自分が仕事でミスをしたときは、お客様とやり取りするディレクターが謝ることになる。
「謝るのがディレクターの仕事だから」
と言ってくれたけれど、申し訳なく思ったし、
自分で責任が取れればと感じることが多くあった。
それが積み重なっていくうち、分業で働くことに、ストレスを感じ始めるようになっていきました。
どうしてそうするのか、の理由がほしかった。
理由さえわかれば、divだらけのサイトだって作るし、IE8用のCSSを書くことだって納得できた。
理由さえわかれば、お客さんの要望に合う、別の方法を提案することだってできるかもしれない。
「自分ではどうすることもできない」部分が多いことにフラストレーションを感じ始めていた。
だから、仕事の全てを自分で全てできるようになれば、納得ができると思った。
自分ではどうにもできない「他人のせい」を少なくして、「自分のせい」の範囲を増やしたかった。
この会社でそれをするには、自分ひとりで案件を回せるようになるという選択肢しかない、と考えた。
でも、それを思いついたときには、既にフロントエンドエンジニアとしてのキャリアを積みすぎていた。
というよりも、もはやフロントエンドエンジニアとしてしか使い物にならなくなっていた、というほうが正しい。
私がディレクションもやり、デザインもやるということは、一人で回せる規模の案件しかやらないことになる。
大規模案件を持って、設計、JS、CMS構築にまで携わってきた人間が一人抜けることと同じだ。
そして今さら、ディレクションやデザインを学んだところで、ものになるのはずっと先だろう。
それは、会社にとってメリットがあるのか?
という疑問を、説得できる言葉が見つからなかった。
きっと私が、本気でそれをやりたいと言ったら、会社はきっとそのチャンスを提供してくれたと思います。
でも、それを提案できるくらいの、本気度と、覚悟が、私にはありませんでした。
その先も、その働き方で生きていくのか?と自分に問いかけたとき、
「そうだよ、ディレクションも、デザインも学んで、この会社でずっと働いていくんだ。」
という気持ちにはなれなかったのでした。
無期限更新停止のおしらせ
自分自身の中では、フロントエンドエンジニアとしての人生は現在の会社で終わりにするつもりでいます。
CSS Nite LP35「マルチデバイス対応 2014」に行ってきた
気付いたら半年以上ご無沙汰していました・・・。生きてます。
ひさしぶりにセミナーに参加してきたのでレポートを書いてみます。とてもざっくりと。
基調講演:スマホサイトの今、スマートデバイスのこれから
たにぐちさんのお話ははじめて聞くのですが、とてもお話がわかりやすく、スッと脳内に入っていく感じでした。
技術は日々進歩し、新しい端末が出て、回線も早くなっていくわけで、 そういった未来が確かにあります。
パフォーマンスだいじだよ。サイト軽くしようよ。と言ってみても、「今はLTEでてるよ?」とか、「コレが増加するとどれくらい重くなるの?たいしたことないよね」みたいな発言に対し、うまく説得できない自分がいたんですが。
(「表示が速くて悪いことはない」という名言も、実際には届かないことが多い)
今、最新端末より1世代型落ちの機種を使った、格安スマートフォンが相次いで発売されている。 Appleはそういったことはしないので、それらは無論Android端末。そして、それらはスマートフォンを持っていない、アプリなども使いこなす必要がない一般の人向け。 それらの回線は、総じて遅い。
新しい端末が出ても、しばらくは古い端末が回線も遅いまま、供給され続ける。そうやって、安いAndroid端末がこれから増えるのではという予想。
自分が想像していた未来とは全く違う視点にとても驚かされたし、今回のイベントの中で一番「すごいや!」と目からウロコだったのはこの基調講演でした。
レスポンシブWebデザインのワークフロー
とてもわかりやすい内容でした。RWDやりたての方には、とても学ぶことの多いお話だったと思います。
RWDはウォーターフローよりはアジャイルが向いてる。分業している場合は、コーダーは上流工程にまで関わることでうまくいくよ。それぞれの職域を越えていこうね。というお話。
自分個人としては、自分が思っていること、考えていることをそのまま代弁していただいたような感じで、「自分の考えてることは間違ってないんだ」「方向性はコレでいいんだな」と再確認できました。
ブレークポイントについても触れられていて、自分としてもブレークポイントについては最近言いたいことがいっぱいあるので(他のブログでも示唆されてるような二番煎じ的な感じですが)いずれ機会があれば・・・。
マルチデバイス対応な実案件で使う、Bootstrap のすゝめ
自分はBootstrap否定派だったのですが、あぁ、そう使えばいいのね。なるほどねー!と感じました。
ただ、『最初っからBootstrap使わない想定だと無理だね。』というところがハードルが高くて。心が折れちゃいました。
弊社はほぼ分業制で、これでワイヤー書いてね、みたいなテンプレートが既にあるので、なかなかここが難しいんだな・・・と。
フレームワーク系は『class名がセマンティックじゃないからやだよ』と思っていたのですが、Sassのextend使えばclass名好きに指定できるよね!というお話をされていてなるほどそれはそうだなぁと思いました。
スマートデバイス時代のJavaScript
ちょうど案件でzepto.jsを使おうと思っていたので、タイミングがとてもよかったです。
強いて言えば、最近TypeScriptに興味があったので、TypeScriptについてもう少し詳しく説明いただけると嬉しかったが・・・ここまでの流れから、たぶん今回のセミナーは初級者向けっぽいな、という流れだったので、あきらめて涙をのむ。
jQueryでJS書くのが当たり前になっているけど、スマートデバイスの回線のことを考えると、ほかのライブラリについても考えていいんじゃないか?プリプロセッサ使ってもいいしさ!という内容。
個人的にはセッションで紹介されていたvanilla.jsが非常にツボりました。すごいぜvanilla.js!!
・・・・・・勉強します`;ω;´
あと、Angular.jsも勉強してみては?というコメントを聞いて、勉強しようと思いました。
ホント、最近現場離れ気味なので、技術系疎いっす・・・。
UI設計に役立つ! 意外と知らないiOS/Androidの流儀
Androidと、iOSの仕様の違いを比較しながら解説されていたプログラムでした。
基本的には、仕様書の中での2つのOSの差異を、対談しながら拾っていった感じでした。
一番印象に残ったのは、「Pure Android」という項目がAndroid側のガイドラインにあること。
「他のOS(iOSやWindowsなど)の概念を持ち込まないでくれ」というのが明示されているそうです。
わざわざ記載されているのはiOSのアプリのインタフェースがAndroidアプリにそのまま持ち込まれがちで、統一感がなくなってしまった経緯があるからだとか。
トラブルシューティング 2014
登壇したお二人のかけあいが面白くて楽しく聞けました。ちょっと会社を見学してみたくなりました。
セッションの本題ではないものの、やっぱりGrunt(タスクランナー)すごいなというのが感想でした。
メディアクエリーの記述をひとまとめにしてくれるcombine-media-queries。
あとはセッションで直接紹介されてはなかったけど、プロパティの記述順を整理してくれるcsscombや、もはやデフォルトになっているauto-prefixerやlivereloadX。
Gruntは導入のハードルが高くて、なかなか前に進めなかったんですが、これはやってみないといかんな。。。とあらためて実感しました。
あとは、最後のほうに紹介されていたpleeease。
ポストプロセッサとプリプロセッサの違いがわからなかった自分はこちらの記事で勉強しました。 CSSポストプロセッサー時代の到来
所感
セミナーの内容としてはわりと初級者向けの内容で、参加したことに後悔はしていませんが、自分にとっては物足りないといえば物足りないというか。フォローアップ参加だけしていても元は取れたような気はします。
ただ、今回はちゃんと名刺を持って行ったこともあって(前回は仕組みがわからず持っていかなかった)、コミュ症の自分にしては幸運にも、お近くに座っていた数名の方と少しお話しすることができました。 それはセミナーに参加しないとできないことだったので、自分にとっては大きな収穫でした。
制作会社のなかではわりと大きめの規模な会社に勤めていることもあって、社名をご存知の方も多く驚きました。(自分はポンコツですが
最近、わりと会社の上流の部分に顔を出すことが多くなったので、会社の仕組みとか具体的に説明することができるようになった自分がおり、「コーディング楽しいよね!会社のこと?おっきいかいしゃだし上の人が考えてることはわかんないです☆」みたいな受け答えをすることもなく、自分、大人になったなぁとしみじみしたりしました。
ということで以上になります。
今後はもうちょっと頻繁に記事を書いていきたいですね。。。
ネタはぽつぽつあるんですが、なかなかまとめきれないです・・・(涙
Copyright © 2008 A.Yu-ri all rights reserved.