World of granshe.
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仕事が生まれるまで
ここ数日間、現場研修(外回り)が続き、
技術者としては一歩も前に進まず多少のもどかしさを感じる一方で、
営業やディレクターの方々のありがたみとすばらしさを身をもって感じています。
今まで仕事としてコーディングを行う中で、やはり一番大きなやりがいというのは、
「画像をHTMLとCSSで書き起こす楽しさ」でした。
理由としてはすごく自分本位で、
それは、「クライアントは私のコードなんて見ないから」というところに源泉があります。
だから、どちらかというとちょこちょことしたHTMLの調整作業が好きではなかったり、
修正がたびたび入ると、ちょっとめんどくさいな、と思う自分もいました。
ですが、実際クライアントの方と打ち合わせに行く社員のかたがたを見て、
仕事の選り好みしてる場合じゃないなと、改めて感じました。
ひとつの仕事が生まれるのに、たくさんの時間と、労力があって、
それで、私が仕事ができ、仕事をする楽しみを感じることができる。
その大変さを知っていれば、「こんな仕事やってられないよ」などという言葉は出てこないだろう。
外に出て仕事を取ってきて、調整をしてくれる人がいるから、集中して制作ができる。
きちんと制作してくれる人がいるからこそ、どんどん仕事を取ってこられる。
どちらかというと、「お前ら、俺たちがいなきゃ仕事も取れないんだろ。」よりも、
「技術もないくせに何なの?」という人のほうが多いのかなと感じていて。
「こんな無茶な仕事取ってきて・・・」というようなつぶやきがよく聞かれるけれど、
お互いに少しずつ歩み寄って、尊敬する気持ちを持ってお仕事ができたらいいですね。
クライアントのことを考えて制作するのはもちろんだけど、
仕事を取ってきた人のことも考えると、もっと気が引き締まるんじゃないかと思う。
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