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CSS Nite LP35「マルチデバイス対応 2014」に行ってきた
気付いたら半年以上ご無沙汰していました・・・。生きてます。
ひさしぶりにセミナーに参加してきたのでレポートを書いてみます。とてもざっくりと。
基調講演:スマホサイトの今、スマートデバイスのこれから
たにぐちさんのお話ははじめて聞くのですが、とてもお話がわかりやすく、スッと脳内に入っていく感じでした。
技術は日々進歩し、新しい端末が出て、回線も早くなっていくわけで、 そういった未来が確かにあります。
パフォーマンスだいじだよ。サイト軽くしようよ。と言ってみても、「今はLTEでてるよ?」とか、「コレが増加するとどれくらい重くなるの?たいしたことないよね」みたいな発言に対し、うまく説得できない自分がいたんですが。
(「表示が速くて悪いことはない」という名言も、実際には届かないことが多い)
今、最新端末より1世代型落ちの機種を使った、格安スマートフォンが相次いで発売されている。 Appleはそういったことはしないので、それらは無論Android端末。そして、それらはスマートフォンを持っていない、アプリなども使いこなす必要がない一般の人向け。 それらの回線は、総じて遅い。
新しい端末が出ても、しばらくは古い端末が回線も遅いまま、供給され続ける。そうやって、安いAndroid端末がこれから増えるのではという予想。
自分が想像していた未来とは全く違う視点にとても驚かされたし、今回のイベントの中で一番「すごいや!」と目からウロコだったのはこの基調講演でした。
レスポンシブWebデザインのワークフロー
とてもわかりやすい内容でした。RWDやりたての方には、とても学ぶことの多いお話だったと思います。
RWDはウォーターフローよりはアジャイルが向いてる。分業している場合は、コーダーは上流工程にまで関わることでうまくいくよ。それぞれの職域を越えていこうね。というお話。
自分個人としては、自分が思っていること、考えていることをそのまま代弁していただいたような感じで、「自分の考えてることは間違ってないんだ」「方向性はコレでいいんだな」と再確認できました。
ブレークポイントについても触れられていて、自分としてもブレークポイントについては最近言いたいことがいっぱいあるので(他のブログでも示唆されてるような二番煎じ的な感じですが)いずれ機会があれば・・・。
マルチデバイス対応な実案件で使う、Bootstrap のすゝめ
自分はBootstrap否定派だったのですが、あぁ、そう使えばいいのね。なるほどねー!と感じました。
ただ、『最初っからBootstrap使わない想定だと無理だね。』というところがハードルが高くて。心が折れちゃいました。
弊社はほぼ分業制で、これでワイヤー書いてね、みたいなテンプレートが既にあるので、なかなかここが難しいんだな・・・と。
フレームワーク系は『class名がセマンティックじゃないからやだよ』と思っていたのですが、Sassのextend使えばclass名好きに指定できるよね!というお話をされていてなるほどそれはそうだなぁと思いました。
スマートデバイス時代のJavaScript
ちょうど案件でzepto.jsを使おうと思っていたので、タイミングがとてもよかったです。
強いて言えば、最近TypeScriptに興味があったので、TypeScriptについてもう少し詳しく説明いただけると嬉しかったが・・・ここまでの流れから、たぶん今回のセミナーは初級者向けっぽいな、という流れだったので、あきらめて涙をのむ。
jQueryでJS書くのが当たり前になっているけど、スマートデバイスの回線のことを考えると、ほかのライブラリについても考えていいんじゃないか?プリプロセッサ使ってもいいしさ!という内容。
個人的にはセッションで紹介されていたvanilla.jsが非常にツボりました。すごいぜvanilla.js!!
・・・・・・勉強します`;ω;´
あと、Angular.jsも勉強してみては?というコメントを聞いて、勉強しようと思いました。
ホント、最近現場離れ気味なので、技術系疎いっす・・・。
UI設計に役立つ! 意外と知らないiOS/Androidの流儀
Androidと、iOSの仕様の違いを比較しながら解説されていたプログラムでした。
基本的には、仕様書の中での2つのOSの差異を、対談しながら拾っていった感じでした。
一番印象に残ったのは、「Pure Android」という項目がAndroid側のガイドラインにあること。
「他のOS(iOSやWindowsなど)の概念を持ち込まないでくれ」というのが明示されているそうです。
わざわざ記載されているのはiOSのアプリのインタフェースがAndroidアプリにそのまま持ち込まれがちで、統一感がなくなってしまった経緯があるからだとか。
トラブルシューティング 2014
登壇したお二人のかけあいが面白くて楽しく聞けました。ちょっと会社を見学してみたくなりました。
セッションの本題ではないものの、やっぱりGrunt(タスクランナー)すごいなというのが感想でした。
メディアクエリーの記述をひとまとめにしてくれるcombine-media-queries。
あとはセッションで直接紹介されてはなかったけど、プロパティの記述順を整理してくれるcsscombや、もはやデフォルトになっているauto-prefixerやlivereloadX。
Gruntは導入のハードルが高くて、なかなか前に進めなかったんですが、これはやってみないといかんな。。。とあらためて実感しました。
あとは、最後のほうに紹介されていたpleeease。
ポストプロセッサとプリプロセッサの違いがわからなかった自分はこちらの記事で勉強しました。 CSSポストプロセッサー時代の到来
所感
セミナーの内容としてはわりと初級者向けの内容で、参加したことに後悔はしていませんが、自分にとっては物足りないといえば物足りないというか。フォローアップ参加だけしていても元は取れたような気はします。
ただ、今回はちゃんと名刺を持って行ったこともあって(前回は仕組みがわからず持っていかなかった)、コミュ症の自分にしては幸運にも、お近くに座っていた数名の方と少しお話しすることができました。 それはセミナーに参加しないとできないことだったので、自分にとっては大きな収穫でした。
制作会社のなかではわりと大きめの規模な会社に勤めていることもあって、社名をご存知の方も多く驚きました。(自分はポンコツですが
最近、わりと会社の上流の部分に顔を出すことが多くなったので、会社の仕組みとか具体的に説明することができるようになった自分がおり、「コーディング楽しいよね!会社のこと?おっきいかいしゃだし上の人が考えてることはわかんないです☆」みたいな受け答えをすることもなく、自分、大人になったなぁとしみじみしたりしました。
ということで以上になります。
今後はもうちょっと頻繁に記事を書いていきたいですね。。。
ネタはぽつぽつあるんですが、なかなかまとめきれないです・・・(涙
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