World of granshe.
HTMLやCSS、JavaScriptに関する話題を中心に、Web制作について知ったこと、覚えておきたいことをメモしておく個人的スペースです。
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分業のおしごとへの葛藤2
いつのまにか3末になってしまいました。
最後にどうしても書きたいことがあるので明日を最後の投稿にしたいと思います。
分業のおしごとへの葛藤、
もうひとつは、働く時間を自分でコントロールするのがとても難しい、ということでした。
ディレクターは忙しく、外出がち。
制作への依頼は夕方、定時を過ぎることも少なくはない。
デザイナーが既に帰っている場合、ちょっとした業務であれば自分が担当する。
デザイナーが残っていても、設計が必要になる作業であれば、デザイナーのデザインが完成するのを待ち、そこから作業に入る。
ディレクターが悪い?
とは思わない。
ほとんどのディレクターはたくさんの案件を掛け持ちしている。
一つの案件に割ける時間は少ない。どうがんばっても依頼が遅くなってしまうこともある。
そもそもお客さんの依頼が遅れた、という場合だってある。
一概にディレクターを責めることはできない。
ではデザイナーが悪い?
それも違う。
定時に帰って、定時後に修正依頼が来たら、咎められるべきでしょうか?
仕事がなかったら早く帰りたい。誰だってそうでしょう。
何も悪いことじゃない。
でも、今の会社では、職種に限らず
遅く残っている人が割を食うという現実があった。
作業者が早く帰ってしまえば、残っている作業者にお願いが行く。
残っている作業者は負担がより増える。
そして、仕事を引き受ける「可否」も、人によって違った。
無理に案件を引き受けない人もいれば、多少無理してでも、部署であふれた案件をもらう人もいる。
それは、個人が悪いと言われれば、それまでなのだろう。
遅くまで仕事をしたくなければ、嫌だと言えばいい。
でも誰も案件に入れなくて、誰かに振らざるを得ないとき、結局いつも「無理できる人」が割を食う。
案件が忙しくて手伝ってほしい、と言ったが、誰からも入れないと回答をもらったが、
実際には自分より早く帰っている人がたくさんいる。
誰も入れない案件を無理してもらって、ひとりで会社に残り、働く。
同僚への不信感が募り、孤独を深めていく。それを繰り返すと、そのうち、その人も、他の人が忙しいときに手伝わなくなる。
でも、
「じゃあみんなで仕事を分散しましょう」
ということは解決策にはならない。
「無理ができる人」と、「単に仕事が遅い人」の線引きが難しいから。
「早く帰れないのは仕事が遅いからでしょ?どうして私が手伝わなければいけないの?」
という場合も確かにあったから。
わたしには、その意見も理解できた。
だから、誰が悪いわけでもない。
それでも、そんな状況を見るたびに心が痛かった。
だから、手を差し伸べられるときは、なるべく差し伸べるようにした。
だけど、それも限界になって。
だから、結局、そこから目を背けたかっただけなんだと、思います。
その不公平さを見たくなかったから。だからその環境から逃げて、見ないようにしたかったんだと。
そう思いました。
最後にどうしても書きたいことがあるので明日を最後の投稿にしたいと思います。
分業のおしごとへの葛藤、
もうひとつは、働く時間を自分でコントロールするのがとても難しい、ということでした。
ディレクターは忙しく、外出がち。
制作への依頼は夕方、定時を過ぎることも少なくはない。
デザイナーが既に帰っている場合、ちょっとした業務であれば自分が担当する。
デザイナーが残っていても、設計が必要になる作業であれば、デザイナーのデザインが完成するのを待ち、そこから作業に入る。
ディレクターが悪い?
とは思わない。
ほとんどのディレクターはたくさんの案件を掛け持ちしている。
一つの案件に割ける時間は少ない。どうがんばっても依頼が遅くなってしまうこともある。
そもそもお客さんの依頼が遅れた、という場合だってある。
一概にディレクターを責めることはできない。
ではデザイナーが悪い?
それも違う。
定時に帰って、定時後に修正依頼が来たら、咎められるべきでしょうか?
仕事がなかったら早く帰りたい。誰だってそうでしょう。
何も悪いことじゃない。
でも、今の会社では、職種に限らず
遅く残っている人が割を食うという現実があった。
作業者が早く帰ってしまえば、残っている作業者にお願いが行く。
残っている作業者は負担がより増える。
そして、仕事を引き受ける「可否」も、人によって違った。
無理に案件を引き受けない人もいれば、多少無理してでも、部署であふれた案件をもらう人もいる。
それは、個人が悪いと言われれば、それまでなのだろう。
遅くまで仕事をしたくなければ、嫌だと言えばいい。
でも誰も案件に入れなくて、誰かに振らざるを得ないとき、結局いつも「無理できる人」が割を食う。
案件が忙しくて手伝ってほしい、と言ったが、誰からも入れないと回答をもらったが、
実際には自分より早く帰っている人がたくさんいる。
誰も入れない案件を無理してもらって、ひとりで会社に残り、働く。
同僚への不信感が募り、孤独を深めていく。それを繰り返すと、そのうち、その人も、他の人が忙しいときに手伝わなくなる。
でも、
「じゃあみんなで仕事を分散しましょう」
ということは解決策にはならない。
「無理ができる人」と、「単に仕事が遅い人」の線引きが難しいから。
「早く帰れないのは仕事が遅いからでしょ?どうして私が手伝わなければいけないの?」
という場合も確かにあったから。
わたしには、その意見も理解できた。
だから、誰が悪いわけでもない。
それでも、そんな状況を見るたびに心が痛かった。
だから、手を差し伸べられるときは、なるべく差し伸べるようにした。
だけど、それも限界になって。
だから、結局、そこから目を背けたかっただけなんだと、思います。
その不公平さを見たくなかったから。だからその環境から逃げて、見ないようにしたかったんだと。
そう思いました。
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