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5つの帽子掛け
今日は大学のほうのミーティングだったのですが、
そのなかで、教授が「いつつのぼうしかけ」という言葉をおっしゃいました。
有名な情報の分類法だということなのですが、
恥ずかしながら私は全く存じ上げませんでしたので、調べてみました。
5つの帽子掛け(五つの帽子掛け)
とは、「情報の組織化には5つの基準しかない」という原理。
どんな種類の情報でも、5つの基準のうちのどれかには掛かるということから、
5つの帽子掛け、という風に呼ばれているそうです。
5つの基準とは、
- Location(位置、地域、環境)
- Alphabet(アルファベット 、あいうえお順)
- Time(時間、時系列、時間軸)
- Category(分野、特徴)
- Hierarchy(階層)
です。
色々なサイトをみまわってみると、
「そんな5つに分類って単純すぎる!」
「分類できる種類はもっとあるだろ!」
という意見もあり、なかなか難しいところではあると思います。
以下、ちょっとした考察とメモ。
1.Location(位置、地域、環境)
観光パンフレットは、地域で分類されていることが多いですね。
同じ地域でまとめておくと、まとめて観光しやすいという理由からでしょう。
地図もこの中に入るんでしょうかね。どうなんでしょう。
2.Alphabet(アルファベット 、あいうえお順)
辞書とか、学校の名簿とかがこれにあたりますね。
アルファベットやあいうえお順は個人差のない分類方法です。
アルファベットの順番は誰もが知っていますし、五十音順もまた然り。
だから誰が見ても迷うことはないし、誤差もない。
そう考えると、数字もこの分類に入ると思います。
意味から探すことの少ない、比較的大きな規模のデータを管理する際には有効な感じがします。
3.Time(時間、時系列、時間軸)
時間軸分類の代表例は歴史の年表でしょう。
時間変化を見るにはもってこいの分類法です。
料理のレシピもこの分類でしょうか。
ブログサイトには「月間アーカイブ」とか、「最近の記事」がありますが、これも時間軸ですね。
ブログは日記帳みたいなものですから、基本的に時間軸での流れが中心となっています。
だから、連続的なストーリーを載せるのにはあんまり適さないんですよね。
って、ちょっと脱線。
4.Category(分野、特徴)
一番一般的な分類方法ではないでしょうか。
本屋さんなんかがカテゴリー分類の代表例ですね。
教養とか、参考書とか、文庫本とかもカテゴリーのうちのひとつですよね。
駅のホームも分野別ですね(もしかしたら地域別なのかも)。
分野別という分類方法は、理解が容易という利点がありながら、
誰にでも誤解なく理解されうる、明確な分類がない、という欠点も持ち合わせています。
FlashをWebデザインとして考えている人もいれば、
Webプログラミングとして考えている人もいます。
この点が唯一の、そして最大の欠点かな、と思います。
5.Hierarchy(階層)
これだけがいまだにしっくりとこない分類。
栄養成分表の「コマ」とか、駅ビルの入り口にある店舗一覧表とかがこれにあたるんでしょうか。
あとは、Webサイトで言うとサイトマップとか。
ロケーションとヒエラルキーの違いがあまりよく分からないんですが、
Horizon(水平)とVertical(垂直)の違いってことなんでしょうか?
以上、超個人的分類についての感想でした。
研究にも役立てよう。
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