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World of granshe.

HTMLやCSS、JavaScriptに関する話題を中心に、Web制作について知ったこと、覚えておきたいことをメモしておく個人的スペースです。
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技術に縛られること

何かを作ろうとするとき、
私たちはときおり、技術の中からものごとを見ようとします。

「Flashでプロモーションサイトを作ります」
「このサイトはWeb標準で作ります」


けれど、技術は道具に過ぎません。
インタラクティブで印象的なサイトを作りたいから、Flashを使うわけです。
アクセシビリティやSEOに配慮すると、Web標準での制作になるわけです。

新しい技術なら、技術をウリに、結論にするのもいいのかもしれません。
でも私は、技術は過程だと思っています。
あるコンセプトを叶えるために、生かすために使うものだと思うのです。

クライアントが望むのは、使う技術のレベルではない。
クライアントが望むのは、指示通りの、またはそれ以上のクオリティを持つコンテンツ。


学生の甘いところはやっぱりそこで、
Web標準が何であるかも説明しないくせに
「Web標準準拠でサイトを作ります」なんてことを平気で口走る。

Web標準が悪いわけではありません。
Web標準でサイトを作ることを、わざわざアピールする意味があるのかということ。
業界ではほぼ「標準」になりつつあるのに。
技術をアピールしたいなら、その技術がどういった利点をもたらすものかを説明する必要があるでしょう。


技術は、とても大事で価値のあるもの。でも、
技術は誇示すべきものではない、と私は思う。

自己反省なんですけどね。

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無題
難しいですね。
全体としてはその通りで技術者の自己満足に陥らないようにする、技術を目的にしないというのはもちろんなのですけど、microformatsのようにスケールが広がってそれを活用するUAが出てこないとなかなかコンセプトを理解してもらえない技術もあるわけで。

新しい技術が次々と出てくるウェブ業界ですが、その技術が実現した先にはどのようなビジョンがあって、今現在はどれくらいのことができるのか(あるいはまだ何が出来ないのか)、捉えておく必要がありそうです。
leva URL 2008/08/19(Tue)01:50:01 編集
levaさま
えー、素人丸出しのブログですが、
いつもご覧頂いてありがとうございます。

この記事は、私が昔、Web標準で作ることがどうだの何だのとふれ回っていたことがあったので、それをきっかけに書いたものです。

私たちの持っている技術は私たちのためにあるのではなくて、クライアントの方々のためにあると言うことを常に認識しながら仕事に取り組んでいきたいなあ、という私の精神論ですね。
yu-ri 2008/08/19(Tue)15:39:04 編集
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プロフィール
名前: ゆーり
職業: コーダー(模索中
趣味: Web制作
自己紹介: 某Web製作会社の入社5年目のマークアップエンジニア。専門はHTMLとCSSとMT(自称)。
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