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コーダーの意義
「Bacicとか、VBとかが使われなくなったように、HTMLやCSSだっていつかはなくなるかもしれない。
ずっとコーディングしていたいなんて言うけど、そんなんじゃ生きた化石になるかもよ。」
と、ある方に言われ、そういえば就職活動中にも
「最近はCMSも普及してきている。コーダーという職業がなくなったら、あなたはどうするの?」
と言われたことを思い出し、ちょっとへこんでいるところに、
nekozeさん という方が作られた、「HTMLコーダーの幸せ探し」
というプレゼンテーション記事を発見したので、メモ。
nekozeさんのブログ自体もマークアップエンジニアらしいデザインになっていて、
HTMLへの愛を感じました。
以下、上の記事とは関係ないけれど考察。
「igoogleみたいに、自動的にWebをカスタマイズできるようになったり、
CMSがどんどん普及していったら、いずれコーダーなんて職業は消えてしまうんだろう、
それなのに、そのたった一つの技術にすがっていていいの?」
「今でこそ、FlashはSEM的には最悪だし、重いけれど、
現在はFlashファイルも検索に引っかかるようになっていると聞くし、
将来パソコンの性能がどんどんよくなっていったら、Flashは重くなくなるかもしれない。
そうしたとき、HTMLやCSSは必要なくなるかもしれないよ。」
というのが、彼ら「コーダー消滅派」の言い分だ。
それでも私は、コーダーとしてずっと生きていけると思っている。
5年前から、Web標準について議論しあっている方たちがいて。
その方たちのおかげで、近年「コーダー」は「マークアップエンジニア」とも呼ばれるようになって。
自分たちは別にいなくてもいい存在なんだ、と諦めるんじゃなくて、
自分たちの大切さを外にアピールしてきたからこそ、今があるんだと思う。
コーダーという仕事の意味、意義、大切さをアピールして伝えていって、
それでもコーダーが消えてしまうなら、それでもかまわない。
だけど、ただパソコンに向かってコードを書き続けるんじゃなくて、
コーディングの楽しさ、大切さをもっと多くの人に知ってもらえるように努力することが、
コーダーとしてこれからも生きていくために必要なんじゃないかと思う。
外に向かって自分たちの仕事や活動を発信していけるような人間に、いずれ私もなりたいと思います。
なんとなく、「マークアップエンジニア」という響きの技術屋さん臭を消したくて、
今回のこの記事では「コーダー」という言葉を用いました。
「エンジニア」でもなく、「デザイナー」でもない「コーダー」という響きが、
私はとても好きなのです。
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