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World of granshe.

HTMLやCSS、JavaScriptに関する話題を中心に、Web制作について知ったこと、覚えておきたいことをメモしておく個人的スペースです。
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コーダーの意義2

以前、コーダーの意義という記事を書きました。

今、私なりに「コーダーの意義」というものに対して答えを出すことができたので、書こうと思います。


前回も紹介いたしましたが、
nekozeさんは、自身のブログで
「会社の先輩に、酔った勢いで「お前は、いくら頑張ってもDream Weaver以上にはなれないんだよ!」って言われて、ガーン、と思ったこともありました。」
とおっしゃられてます。

今回はそこから、話をひろげていきたいと思います。


私もコーダーとしてこれから社会に出て働くわけですが、
正直、今の内定先を選んだ理由として、
「コーダーとしての自分の価値が認められている」
というものがありました。

会社によっては、
「デザイナがコーディングやります」というところも多々あり、
今の内定先のようにコーディングに力を入れている会社はほとんどないんです。実際。


で、話を戻すと。

私たちは、いくら頑張ってもDreamWeaver以上にはなれません。
でも、それは「正しいコードを素早く書ける」という点のみです。

DreamWeaverは、コードを正しく、間違いなく生成することができる機械で、
私たち人間は、それ専用に作られた機械を越えることはできない。
私はそう思います。

だけれど、正しいコードを書けること。W3Cのバリデータにかけてチェックが通ること。
それがHTML文書として正しい。というのは、また別の話です。

テーブルレイアウトしていたって、バリデータには通ります。
divとspanを使ってHTMLを組んでいたって、バリデータには通るんです。
たとえ、そのHTML文書に何の意味づけがされていなくても。

つまり、見出しには見出しのタグを、文章には文章のタグを。
文章をどのようにマークアップするか判断することは、DreamWeaverにはできません
ということが言いたいのです。


私は、何かに意味をつける、解釈するという点において、
人間という機械よりも優秀なものはない、と思っています。

DreamWeaverがValidなHTMLを生成できる機械であるように、
人間は、ものごとを判断・解釈し、意味づけをすることが可能な機械です。


ただ、正しいコードを吐き出すだけがコーダーなら、
それはDreamWeaverに取って代わられたって、iWebに乗っ取られたって、しょうがないと思います。

正しい文法だけではなく、文章の構造を正しく表す。
それが、コーダーの役割だと思います。


DreamWeaverを全否定しているわけではないし、
もちろんタグの手打ちを崇拝しているわけでもありません。

正しいコードを吐き出せるのがDreamWeaver、
正しい論理マークアップをするのがコーダー。

2つは互いに競い合ったり、憎みあったりするものではなく、補い合う関係だということ。


私たち人間が最も得意なのは、ものごとの解釈、意味づけをすること。
この技術が、今のWeb業界で求められているということ。
それが、コーダーの存在意義です。


うまくまとまっているでしょうか…。

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プロフィール
名前: ゆーり
職業: コーダー(模索中
趣味: Web制作
自己紹介: 某Web製作会社の入社5年目のマークアップエンジニア。専門はHTMLとCSSとMT(自称)。
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