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OB訪問、四者会談
前置くと長くなるので、簡単に説明すると、
私の研究室の教授つながりで、
大学の現3年生と、私と、現社会人の先輩とで、OB訪問が執り行われました。
3年生の子が志望している会社が、先輩の勤めているWeb制作会社で、
その先輩にわりと私がお世話になっていたので、仲介役(邪魔)として参加しました。
話しているうちに、その子は企画(プランナー)を志望しているのですが、
私はコーダー、先輩はFlashクリエイター(本人曰く企画寄り)、ということで、 詳しい仕事内容がわかりにくいかもという話になって。(事前に聞いとけ)
先輩に企画職の同僚を呼んでいただいて、四者会談しました。
3年生の彼のメインイベントですので、就活の面接の話が主でしたが、
ようはまぁ、会社を面接するくらいの気持ちで挑んだ方がいいということです。
会社に働かされるよりも、「会社に働きにいく」ほうがポジティブですし。
面接に受からなかったら、その会社は自分にあっていなかったということ。
だから自分が人間失格だとか、この業種向いてないんだとか、変に意味づけする必要はなし。
その会社に自分が向いてなかった。ただそれだけ。
やっぱり、人事の人はその会社のことを一番よくわかっていて、
ちゃんと会社に合った人を選んでいるんだって。
自分を飾って選んでもらうんじゃなくて、自分そのものを出していくこと。
(最低限のマナーは守りますよ、もちろん。挨拶とか、服装とかね。)
そのほうが、会社にとっても、自分にとっても幸せです。
あとは、自分のやりたいことを明確にすることが大切だと。
Webサイトの企画から制作まで全部やりたい人は、分業制になっている大企業は向いてないと思うし、
ずっとコーディングしたいんだ!(私です)という人は、少数で回している制作会社ではやっていけないと思う。
全部やりたい人は、小規模な会社へ。
専門的にやりたい人は、大規模な(分業制の)会社へ。
私は、就職活動を始めたのは10月下旬からでしたが、
自分が何をやりたいのか明確になったのは翌年1月くらいでした。
Webサイトを作っているうちに色々転機があって、
「なんとなくWebデザイナー」から「コーダー(マークアップエンジニア)」の道へ。
転機の前までは、「Webデザイナー」になりたいと言っていました。
今思い返してみると、本当にやりたかったのはコーディングでしたが、コーダーの新卒を雇おうなんて会社はない、と思っていた自分がいました。
(ちなみに、私が説明会に行った会社で、コーダーに対し好意的だったのは24社中4社くらいでした。)
コーディングして生きていくと決めた後に今の内定先に出会えたことは、
本当に幸運としか言いようがありません。
私は1社しか内定もらわずに会社を決めてしまったので、えらそうなことはいえないのですが。
正直、今の会社でいいのかと迷った時期もありますし。
でも、会社の知名度とか、もらえる給料とか…
そういう、社会的な飾りを全部捨てて俯瞰してみると、今の会社でよかったのかなと思います。
コーダーとして生きることを決めた私にとって、今の内定先が本当にベストな選択だと思うので。
もし、今の内定先とは別の会社に初めに内定をもらっていたらそっちに行っていたかもしれない。
本当に、就職活動っていうのはめぐりあわせ。運命ですよ。
もう今年度の就職活動も始まっていて。
私たちが入社する前に、来年度の新入社員候補が決まっていって。
入社する前から先輩社員になっていて。
よく考えると不思議な構図だけど、今の3年生には頑張ってほしいな。
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