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DTPとWebのソフトウェア依存度
最近、ある会社のWeb制作に携わらせていただいて、
自分のソフトウェア使いこなし能力が未熟だなと反省しました。
基本的にWebサイトのコーディングをするときはDreamWeaverを使っているのですが、
私が使ってる機能というのが、「タグ予測変換機能」くらいなんです。
タグを自動的に予測してくれて、候補を出してくれる。簡単にタグを閉じてくれる。
それも、タグ打ちをしているから便利になる機能なのであって、
つまり、DreamWeaverでも単にテキストエディタと同様にタグ打ち作業していることに他ならず、
プレビュー機能だとか、クリックドラッグするとボックスが生成できるだとか、
そういった機能を一切使ってきませんでした。
(でも実際、予測変換機能だけでも本当に作業スピードが3、4倍になります)
で、話がずれました。
最近AdobeのDesign Premiumを買いまして、その中に人生初のInDesignが入っていたので使い方を勉強しようと思っていたんですが、
「雑誌を作るのに、ソフトウェアの使い方を勉強する」って、なんだか違うなと思って。
雑誌を作るなら、カラーリングとか、レイアウトの知識などが必要ですが、それなのにソフトウェアの使い方を学ぶって何なんだろうと思っていて。でも、ソフトウェアの使い方を知らないと、どういったことをどのように実現するのかが分からなくて。
そこで思ったのが、DTP系のものごとって、ソフトウェアの習熟度に依存してるんじゃないかということ。
手書きのポスターとか、版画とかは別ですが、現在、大量印刷されるほとんどの紙媒体は、デジタルデータで作られていますよね。
ポスターを描いていても、「もうちょっとここの曲線をなめらかにしたいのに」とか、「ここの色味が」とか、色々な修正点が出てきても、ソフトウェアに慣れていないと難しい部分なのかなぁ、と思います。
これはコーディングだけの話になってしまいますが、Webでコーディングする場合は、DreamWeaverがあれば便利ですが、別になくても制作できます。色を変えたいなら、ソフトウェアに変えてもらうこともできますが、自分でタグをいじればすぐに変えられます。
これって、Webサイトはバックグラウンド(ソースコード)が見えるようになっていて、
印刷物のデジタルデータはバックグラウンドが見えていない、という違いなんでしょうか。
ソフトウェアの習熟度の違いで、作業効率が変わってしまうのは仕方のないことですが、
デザイン自体の出来栄えも変わってしまうのは少し納得がいかないなと思っていて。
InDesign関連の書籍を見て、最近思ったことでした。
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