忍者ブログ

World of granshe.

HTMLやCSS、JavaScriptに関する話題を中心に、Web制作について知ったこと、覚えておきたいことをメモしておく個人的スペースです。
[77] [76] [75] [74] [73] [72] [71] [70] [69] [68] [67

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ブラウザ差異とリセットCSS

今さらの話題ではありますが、友人のブログに記述があったので。


どのブラウザでも同じレイアウトが約束されるテーブルと違い、
CSSによるレイアウトはブラウザ間でかなり表示に違いがでます。

widthにpadding分の数値が入るだの入らないだの、
floatで指定した方向にマージンを指定すると2倍になるだの、
互換モードになるとフォントのサイズがうまくいかないなどなど。

こういったブラウザによるバグのほかにも、
ブラウザにあらかじめ組み込まれている「デフォルトCSS」なるものもあり、
これもブラウザによってバラバラです。


そこで、俗に「リセットCSS」と呼ばれるものが使われます。
簡単に言うと、すべてのHTMLタグのpadding、marginをゼロに(リセット)するもの。

さすがにブラウザ間のバグをどうこうすることはできませんが、
デフォルトCSSをリセットすることで、ブラウザ間の差異をある程度無くすことができます。
(リセット CSS で検索するといろいろ出てきます。)


誰から聞いたか忘れてしまいましたが、
Webは、情報発信媒体で唯一、情報の表示方法が情報の受け手に依存してしまうものです。

テレビの画面はみんな同じ画面だし、雑誌のレイアウトも、見る側が自由に変えることはできません。
でも、Webだけはそうではなくて。
ブラウザによって差異はあるし、OSによっても違うし、画面サイズ、CSSが対応していないブラウザだったり、画像を表示しないブラウザなど、受け手によって見え方が違ってくる。
情報の送り手が、情報の見え方を制御できないのです。

それならあえて見え方を統一する必要もないんじゃないかなぁ、と個人的には思うんです。
見え方を固定できないっていうのがWebならではの個性だと思えば、そんなにイライラもしないし。


ただやっぱりデザイナーさんとしては、自分の作った渾身の、わが子同然の作品が、ブラウザによってずれてるのは許せないことだと思います。

私みたいなデザインに無頓着のコーダーとしては、ブラウザによる差異が新鮮で面白かったりします。
(これは異端かもしれませんが…。)

こればっかりはコーダーの一意で決めることはできません。
別にデフォルトCSSをリセットして大してソースが汚れることはないですから、
デザイナーさん、クライアントさんの意見を優先した方がいいかと。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
名前: ゆーり
職業: コーダー(模索中
趣味: Web制作
自己紹介: 某Web製作会社の入社5年目のマークアップエンジニア。専門はHTMLとCSSとMT(自称)。
カレンダー
03« 2024/04 »05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]